19-2016年12月の川柳・短歌

1日   薄霧 霞むワールド どのくらい 見えない摂理 理由にしないで

2日   日没に 渦巻く焦燥 背に残光 逃げ出すように 夜に埋もれる

3日   沈み込み 出れないベッド 負の感情 潰されるまで 鈍重な脳

4日   ゆらめいた 景色かげろう 集中が 地平鋭く 儚さかき消す

5日   写し取る 行為が世界を 認めだす それしか出来ない 信じる為には

6日   問題は 浮きつ沈みつ 解はなく 僕はなおった? それともぜんぶ?

7日   怖くなって 身動きできない 今日もまた 君に何と言って 謝ればいいの?

8日   推論 重ねて卒論 出来ました! 学士になっちゃう ちゃらんぽらんが

9日   するすると ミミズになる蝶 ステップ しんどいからもう ゆるめの固結び

10日 仰々しく 浮かぶ電飾 住宅街 1日あたり いくらなんだろう

11日 都内戻り 痛むほどの冷気 緊張 ビジョンの1ch 明後日は雨かぁ

12日 お客様が 「笑った方が」と 知ってる でも嘘つくような 愛想笑い嫌で 

13日 昼のひかり ちょっと明るくて おやすみ かといって夜は雨 これも苦しい 

14日 なし

15日 教授 終わらない方に 賭けるなんて すいませんねえ 卒業します

16日 なし

17日 好きと言う 私選ばないなら 何が基準? ホームページは 文字化けなんでしょうね

18日 大声に 異常を見る目 分かるけど 三日に一回は 目潰ししたい

19日 末等で 笑ってくれる 嫌らしさに 僕は賛美と 溜め息をあげよう

20日 表現者が 膨張していく 多すぎ どこに身を置こう 飽きる気も起きない  

21日 二度寝 気持ちいいなあ あったかい だって起きなくていい日 いい匂い

22日 犠牲耐え 逆境越える 主人公 ゲームみたいな 人生しやがって

23日 包みますか サンタに化けるか 聞くけれど ロボットの僕には ただのオブジェクト

24日 プレゼント ないから今日は 多くした 柔軟剤が 溶けなくて綺麗

25日 走って 走って走って トライ王 だけど足りないから 勝てないんだよ  

26日 なし

27日 焦燥を 108球で 打ち消したら 今日までの垢を うっすらと笑える

28日 簡単に 切れそうな縁 バイト先 一番つよく あるように見える

29日 撮るって 難しいんですよ 真正面 撃ち抜き撃たれる 両者の覚悟的な

30日 イラついて 疲れそうだね 君の性 そういう人が いるってだけじゃないの

31日 蕎麦食って ああ終わりだなって 感傷 まだ何にも 良くなってないのに